フリーランスや個人事業主の資金繰りに悩んでいませんか。ペイトナーは最短10分で請求書を現金化できるファクタリングサービスとして注目を集めています。本記事では実際の利用者の口コミをもとに、審査の実態や手数料、メリット・デメリットを詳しく解説します。
ペイトナーとは

ペイトナーは2019年2月に設立されたペイトナー株式会社が運営するオンライン完結型のファクタリングサービスです。2025年7月に「ペイトナーファクタリング」から「ペイトナー」へサービス名が変更されました。
フリーランスや個人事業主に特化した2社間ファクタリングで、取引先に知られることなく請求書を現金化できます。2025年5月時点で累計申込件数40万件を突破しており、リピート率は70%以上という高い評価を得ています。
サービスの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 手数料 | 一律10%(初回はクーポンで8%) |
| 買取金額 | 1万円~150万円 |
| 初回利用上限 | 30万円 |
| 入金スピード | 最短10分 |
| 営業時間 | 平日10:00~19:00 |
| 土日対応 | 2025年10月から対応開始 |
この表から分かるように、ペイトナーは少額から利用できる点が大きな特徴です。他のファクタリング会社では数十万円以上からしか対応していないケースが多い中、1万円から現金化できるのはフリーランスにとって非常に使いやすいポイントといえます。
審査の実態と通過率
AI審査による迅速な判定
ペイトナーの最大の特徴は、AI技術を活用した自動審査システムです。従来のファクタリングサービスでは人手による審査が必要だったため、数時間から数日かかることがありました。しかしペイトナーでは、請求書をアップロードするだけでAIが瞬時に審査を開始し、最短10分で結果が通知されます。
審査結果と入金完了の通知がほぼ同時に届くため、無駄な待ち時間がありません。営業時間内であれば申請完了とともに審査がスタートし、問題なく審査を通過した場合は即座に入金が実行されます。
審査で重視されるポイント
| 審査項目 | 重要度 | 詳細 |
|---|---|---|
| 売掛先の信用度 | 高 | 最も重視される項目 |
| 請求書の正確性 | 高 | 記載内容の明確さ |
| 支払期日 | 中 | 70日以内が条件 |
| 取引実績 | 中 | 継続取引の有無 |
| 利用者の与信 | 低 | 過去の利用状況 |
この表で注目すべきは、利用者の信用情報よりも売掛先(取引相手)の信用度が重視される点です。これは一般的なファクタリングサービスの特徴でもありますが、ペイトナーでは特にこの傾向が強いといえます。
審査では主に売掛先の信用度と過去の取引実績が考慮されます。初回は慎重な審査が行われるため通らないこともありますが、これは決して申請者の事業を否定するものではありません。まずは少額から実績を積み上げることで、次回以降の審査通過率が高まります。
実際の口コミ評判
良い口コミ
実際に利用したユーザーからは以下のような好意的な声が多数寄せられています。
スピード面での評価
「審査結果と入金完了の2つの知らせが同時に届くので、基本的に待ち時間はありません。審査は数時間、遅くても当日中に終了します。今まで審査に時間がかかったことはないですね。請求書はオンラインへのアップロードで、電話がかかってくることもありませんでした。手間のかかる電話ヒアリングや面談がないので、面倒臭くなくて良いです。」
このように、オンライン完結で面談や電話不要という点が高く評価されています。忙しいフリーランスにとって、時間を取られずに資金調達できることは大きなメリットです。
手数料の明確さ
「手数料が一律10%と思っていたのですが、登録メールにクーポンコードがあり8%で利用することができました。また申請後20分で審査結果が分かったので、審査スピードが早いのが良かったです。」
手数料が固定されているため、事前に受取金額を計算しやすいという点も利用者から好評です。他社では審査後に高額な手数料を提示されることもありますが、ペイトナーではそのような心配がありません。
少額対応の柔軟性
「小口の請求書でも対応してもらえたので非常に助かりました。10万円未満の請求書だったため他社では断られましたが、ペイトナーさんは快く引き受けてくれてとてもありがたかったです。柔軟な対応が印象的でした。」
1万円からの少額対応は、他のファクタリング会社にはない大きなアドバンテージです。小規模な案件が多いフリーランスでも利用しやすい設計になっています。
注意すべき口コミ
一方で、以下のような注意点を指摘する声もあります。
「初めての利用で審査に通らなかったということですが、確かにがっかりすると思います。審査では売掛先の信用度や過去の取引実績などが考慮されます。とくに初回は慎重な審査が行われるため、通らないことも珍しいことではありません。」
「最近、ペイトナーが厳しい。ただ、エビデンスがいらないので、とりあえず、請求書を出したという事実があれば通りやすいと思う。」
審査が厳しくなっているという声もありますが、これは業界全体の健全性を保つための動きと考えられます。利用者保護の観点からも必要な措置といえるでしょう。
「メールの返信がない。◯◯日までに審査しますと言われ待っていたが連絡がこない。信用できない会社だと感じました。」
ごく一部ですが、カスタマーサポートの対応に関する不満も見られました。ただし大多数の利用者は迅速な対応を評価しており、これは例外的なケースと考えられます。
手数料と費用の詳細
手数料体系の比較
| サービス | 手数料率 | 特徴 |
|---|---|---|
| ペイトナー | 一律10% | 固定制で計画的 |
| 一般的な2社間 | 10~20% | 審査により変動 |
| 一般的な3社間 | 1~9% | 売掛先への通知必要 |
| 大口専門業者 | 1~5% | 高額案件のみ |
ペイトナーの手数料10%は、一般的なファクタリングの相場から見ると決して高くありません。特に150万円以下の少額ファクタリングでは、他社で20%以上かかることも珍しくないため、むしろ良心的な設定といえます。
手数料計算の具体例
| 請求書額面 | 手数料(10%) | 実際の受取額 |
|---|---|---|
| 10万円 | 1万円 | 9万円 |
| 30万円 | 3万円 | 27万円 |
| 50万円 | 5万円 | 45万円 |
| 100万円 | 10万円 | 90万円 |
初回利用時は会員登録時に配布されるクーポンを使用することで、手数料を8%に抑えることができます。例えば30万円の請求書なら、2万4千円の手数料で27万6千円を受け取れます。
その他の費用
ペイトナーでは以下の費用が一切かかりません。
- 初期費用:0円
- 月額費用:0円
- 審査手数料:0円
- 振込手数料:0円(ペイトナーが負担)
純粋に手数料10%のみで利用できるため、非常に分かりやすい料金体系となっています。隠れたコストがないのは安心材料の一つです。
審査に落ちる原因と対策
審査落ちの主な理由
| 原因 | 詳細 | 対策 |
|---|---|---|
| 請求書の不備 | 請求先名が不明瞭 | 正式名称で明記 |
| 支払期日超過 | 70日以上先の請求書 | 60日以内に再申請 |
| 書類の不鮮明 | 画像が見にくい | 高画質で撮影 |
| 通帳履歴未提出 | 継続取引が確認できない | 3ヶ月分の履歴を提出 |
| 対象外の請求書 | クラウドソーシング等 | 事前に確認 |
ペイトナーはAIによって機械的に審査を行うため、人が審査をする場合と比較して柔軟性が低くなります。そのため手続きに不備があると審査落ちするリスクがあります。
対象外となる請求書
以下の種類の請求書はペイトナーでは対応していません。
- アフィリエイトによって発生する請求書
- Uber Eatsなどのフードデリバリーの請求書
- ココナラ、クラウドワークスなどのクラウドソーシングサービスの請求書
ファクタリングしたい請求書を利用できるか分からない場合は、カスタマーサポートに直接問い合わせることをおすすめします。
審査通過率を上げるコツ
- 請求書の記載を完璧にする
- 請求先名(正式名称)
- 請求日
- 支払期日
- 請求金額
- 振込先口座情報
- 請求内容の詳細
これらの必須項目が明確に記載されていることを確認してください。
- 書類は鮮明にアップロードする
スキャンや撮影時は、文字がはっきり読める状態にすることが重要です。特に本人確認書類は、一部が切れていたり見えにくい箇所があったりすると審査落ちの原因になります。
- 3ヶ月分の通帳履歴を提出する
必須項目ではありませんが、「3ヶ月の入出金履歴が分かる通帳コピーのアップロード」は審査通過に大きく影響します。継続取引を行っていることが確認できれば、売掛金の未払いリスクが低いと判断されます。
- 少額から実績を作る
初回は30万円までの上限がありますが、まずは少額で確実に審査を通過し、実績を積み上げることが重要です。2回目以降は上限金額が徐々に上がっていきます。
利用の流れと必要書類
申し込みから入金までの手順
- 会員登録(所要時間:約3分)
- メールアドレスとパスワードを入力
- Googleアカウントでも登録可能
- 登録完了時のメールにクーポンコード付き
- 請求書情報の入力(所要時間:約3分)
- 請求書のアップロード
- 希望調達額の入力
- 請求先情報の入力
- 本人確認(所要時間:約2分)
- 電話番号の認証
- 本人確認書類のアップロード
- 自動的に審査開始
- 審査・入金(所要時間:最短10分)
- AI審査の実施
- 審査結果と入金完了の通知が同時に届く
- 電子契約で債権譲渡契約を締結
一連の利用の流れはトータルで約20分ほどの簡易的な手続きとなっています。
必要書類一覧
| 書類 | 必須/任意 | 備考 |
|---|---|---|
| 請求書(電子データ) | 必須 | 支払期日70日以内 |
| 本人確認書類 | 必須 | 運転免許証、マイナンバーカード等 |
| 入出金明細(3ヶ月分) | 任意(推奨) | 審査通過率が上がる |
他のファクタリング会社と比べて必要書類が少ないのも、ペイトナーの大きなメリットです。決算書や事業計画書などの提出は一切不要です。
メリットとデメリット
ペイトナーを利用するメリット
1. 業界最速の入金スピード
最短10分での入金は、ファクタリング業界でもトップクラスのスピードです。2025年10月からは土日の入金にも対応開始し、さらに利便性が向上しています。
急な出費や支払いが迫っている場合でも、すぐに資金調達できるのは大きな安心材料です。
2. 手数料が明確で計画的
一律10%の固定手数料制のため、事前に受取金額を正確に計算できます。審査後に予想外の高額手数料を請求される心配がありません。
初回はクーポンで8%になるため、さらにお得に利用できます。
3. 掛け目がない
多くのファクタリングサービスでは、請求書額面の70~80%しか買い取ってもらえない「掛け目」が設定されています。しかしペイトナーでは掛け目がないため、手数料を引いた100%の金額を受け取れます。
例えば100万円の請求書なら、他社では掛け目70%で70万円から手数料を引かれますが、ペイトナーでは手数料10万円を引いた90万円を受け取れます。
4. 完全オンライン完結
面談や電話ヒアリングが一切不要で、全ての手続きがオンラインで完結します。忙しいフリーランスにとって、時間を取られずに資金調達できるのは大きなメリットです。
5. 少額から利用可能
1万円からの少額対応により、小規模な案件が多いフリーランスでも気軽に利用できます。他社では最低50万円からというケースも多い中、この柔軟性は大きなアドバンテージです。
6. 個人間取引にも対応
多くのファクタリング会社では法人間取引のみを対象としていますが、ペイトナーでは個人からの請求書も買い取り対象です。クライアントが個人事業主の場合でも利用できます。
7. 2社間取引で取引先にバレない
2社間ファクタリングのため、取引先にファクタリング利用が知られることはありません。信頼関係を損なう心配がないのは安心です。
ペイトナーのデメリット
1. 初回利用は30万円まで
初めて利用する方は上限が30万円に設定されています。大きな金額を調達したい場合は、他のファクタリング会社との併用を検討する必要があります。
ただし利用回数が増えれば上限も徐々に上がっていくため、まずは実績作りから始めましょう。
2. 支払期日が70日以内限定
支払期日まで70日を超える請求書は対象外となります。支払サイトが長い取引の場合、支払日まで60日を切るタイミングで再申請する必要があります。
3. 高額案件では手数料が割高
手数料10%は少額案件では良心的ですが、数百万円以上の高額案件では他社の方が低い手数料で利用できる場合があります。
大口専門のファクタリング会社では手数料1~5%程度で対応しているケースもあるため、案件の規模に応じて使い分けることをおすすめします。
4. 3社間ファクタリングは非対応
ペイトナーは2社間ファクタリングのみに特化しているため、手数料を抑えたい3社間ファクタリングは利用できません。
取引先の了承が得られる場合は、3社間対応の別会社を検討する必要があります。
5. 電話サポートなし
全てオンライン対応のため、電話での質問や相談はできません。問い合わせは全てメールまたはチャットでの対応となります。
対面でのやり取りを希望する方には不向きかもしれません。
パートナー企業について
ペイトナーは2025年現在、35以上のパートナー企業と提携しており、公式サイトで公開されています。パートナー企業からの紹介でファクタリングする場合、利用料金が割引されることもあります。
主なパートナー企業には以下のような企業があります。
- GIG(資金管理の業務負担軽減をサポート)
- Wewill(スタートアップのバックオフィス効率化)
- ネクスライド(ドライバー向けクーポン配布)
- Fixx(手数料特典や支払通知書対応)
- Bricks & UK Outsourcing(経理業務効率化)
- クルー(資金管理、経理業務効率化)
自分が付き合いのある会社がないか、公式サイトで確認してみることをおすすめします。
よくある質問
Q1. 審査に必要な時間はどのくらいですか?
A. 最短10分ですが、営業時間(平日10:00~19:00)内に申し込むことが前提です。営業時間外の申し込みは翌営業日の対応となります。
Q2. 審査に落ちた場合、再申請できますか?
A. はい、可能です。審査落ちの原因を改善してから再度申請してください。特に請求書の記載を見直し、通帳履歴を提出することで通過率が上がります。
Q3. 取引先に知られることはありませんか?
A. 2社間ファクタリングのため、取引先に通知されることはありません。ペイトナーと利用者のみで契約が完結します。
Q4. 手数料以外に費用はかかりますか?
A. いいえ、初期費用、月額費用、審査手数料、振込手数料など全て無料です。純粋に手数料10%のみで利用できます。
Q5. 法人でも利用できますか?
A. はい、法人も利用可能です。ただし買取上限金額が150万円と少ないため、個人事業主やフリーランス向けのサービスといえます。
Q6. 他のファクタリング会社と併用できますか?
A. はい、問題ありません。ペイトナーを緊急用として、他社をメイン取引先として使い分けることも可能です。
まとめ
ペイトナーは、フリーランスや個人事業主に特化した使いやすいファクタリングサービスです。最短10分での入金、一律10%の明確な手数料、1万円からの少額対応など、小規模事業者にとって魅力的な特徴が揃っています。
ペイトナーがおすすめな人
- 急な資金調達が必要な方
- 少額の請求書を現金化したい方
- 手数料を明確にしたい方
- 面談や電話を避けたい方
- 取引先に知られずに利用したい方
他社も検討した方が良い人
- 初回から30万円以上を調達したい方
- 支払期日が70日以上先の請求書を持つ方
- 高額案件で手数料を抑えたい方
- 電話サポートを希望する方
審査に通過するためには、請求書の記載を正確にし、必要書類を鮮明にアップロードすることが重要です。初回は少額から始めて実績を積み上げることで、2回目以降の利用がよりスムーズになります。
2025年10月には週刊東洋経済「すごいベンチャー100」に選出され、みずほ銀行主催の「Mizuho Innovation Award」も受賞するなど、企業としての信頼性も高まっています。
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